Optics Japan 2003



8aP28 深野 天

直交2偏波を用いた2波長同時励起レシオメトリーによるラット心筋のカルシウムイメージング

蛍光顕微鏡において2波長励起1波長測光型の蛍光色素を細胞に導入し、直交する直線偏光をもつ2波長の励起光を細胞に照射し、発する蛍光をその偏光成分の大きさの違いを用いて検出するレシオイメージング法を提案する。本手法は、従来法のように2波長の光を時間的に切り替えて照射する必要がないため、動きのある試料にも適用可能である。本手法を用いてラットの心筋細胞におけるカルシウムイオン濃度のイメージングを行った結果について報告する。



Optical Society Of Japan
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