開催趣旨


大会長 前島 一淑(慶應義塾大学医学部

第二次大戦後の劣悪な研究環境のなかで高度の動物実験を推進する
ため、 昭和26(1951)年に、 わが国の医学、 生物学研究者が設立した
「実験動物研究会」 は様々な変を経て、 現在の(社)日本実験動物
会に発展しましたが、 同時に、 20を超す実験動物関係学協会の誕生に
直接または間接的に関与し、 それらの団体は互いに協力、 あるいは
いあって実験動物科学と技術と産業を発展させ、 医学、 生物学の進展
に大きく貢献してまいりました。実験動物関係学協会の中で最も歴史を
もつ(社)日本実験動物学会は、 平成13(2001)に第48回の学術集会
を開催しますが、 この年は実験動物研究会、 言い換えますと、日本
実験動物界の誕生50年目の年に当たります。 そこでわが国の実験動物
関係学協会が共同して、 わが国の実験動物科学技術の過去50年の歴
史を回顧し、 今後の一層発展を展開する記念碑的な 「日本実験動
物科学技術大会2001」 の開催を企画しました。

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