日本光学会年次学術講演会 OJ2003 概要

  日本光学会では昨年のOJ2002において,参加者にOJに関するアンケートを行い,その集計結果を元に,幹事会において今後のOJのあり方について検討してきました.その結果,OJを日本光学会の最優先に取り組むべき事業の一つと位置付け,幹事会が主導して企画,運営を進めることが確認されました.これを受けて,OJ2003では以下の点を重点的に試行することになりました.
1) OJ現地実行委員長、次期現地実行委員長の選出
2) OJの事務を外部委託
3) 平日開催
  さらに,プログラム委員会が,幹事会の元に組織化され,現地実行委員会とともにOJ2003を企画,運営することになりました.プログラム委員会では,研究グループの代表が主力メンバーとして構成され,OJ2003のプログラム企画が検討されました.その結果,一般講演とともに研究グループ企画のシンポジウムを中心に構成することが決められました.これによって,最新の研究成果や研究状況を把握したい企業研究者から研究分野を体系的にとらえたい学生まで幅広くその要望に応えることが可能になると考えます.
  一般講演では口頭,ポスターいずれにおいても活発な議論の場となるように,OJ2002でも導入されたポスター講演時間と口頭講演時間との完全な切り離し,昨年好評であった「オーサーインタビュー」の継続および拡充を行います.また,今回からプレゼンテーション機器としてOHPを廃止し,完全にPCプレゼンテーションに切り替えます.みなさまのご理解ご協力をお願いします.さらに,緊急性の高い研究成果については一般講演申し込み締め切り後もポストデッドラインペーパーとして受付けます.
  一方,研究グループ主催のシンポジウムを会期中,重点的に開催して研究グループ活動の支援と同時に日本光学会の活性化のための一助とします.なお,シンポジウムは研究グループが企画するもので,一般からの講演募集はありません.
【日時】 12月 8日(月) 9:00〜18:00 (講演会終了後に懇親会)
12月 9日(火) 9:00〜17:30
 
【場所】 アクトシティ浜松コングレスセンター(〒430-7790 静岡県浜松市板屋町 111-1)
(JR浜松駅徒歩3分) http://www.actcity.jp/
【主催】 日本光学会(応用物理学会)
【協賛】 (依頼予定) 応用物理学会光波センシング技術研究会,同新画像システム研究会,応用光学懇談会,画像電子学会,計測自動制御学会,情報処理学会,照明学会,精密工学会,電子情報通信学会,映像情報メディア学会,日本機械学会,日本写真学会,日本色彩学会,日本天文学会,レーザー学会,日本分光学会,日本物理学会,日本非破壊検査協会,日本高圧力学会,日本オプトメカトロニクス協会,日本視覚学会,光産業技術振興協会,OSA,SPIE,OSK
講演会キャッチフレーズ
  「やらまいか!光学の挑戦」
 
プレナリー講演(講演題目については後日アナウンスします)
  赤崎  勇 氏 (名城大学理工学部)
  北澤 宏一 氏 (科学技術振興事業団)
 
受賞記念講演
  1.日本光学会奨励賞記念講演
  2.第6回光設計賞記念講演(光設計関連分科会予定)
 
シンポジウム
  1.「3次元情報技術と情報フォトニクス」(情報フォトニクス研究グループ)
  2.「近接場光の理論とシミュレーション」(近接場光学研究グループ)
  3.「生体光学と光医学の新たな展開」(生体医用光学研究グループ)
  4.「次世代フォトニックネットワークにおけるニ一ズとシーズの融合」(光設計研究グループ,微小光学研究グループ,OPN研究グループ)
  5.「続・大学における光情報教育を考える」(光情報教育を考える有志グループ)
 
一般講演
  口頭発表は,発表の分かりやすさおよび議論を深めるために,発表15分,質疑応答5分の合計20分とします.ただし,開催期間が2日間と短いため,プログラム編成後に講演時間を変更する場合があります.その場合には,光学10月号掲載のプログラムもしくはOJホームページをご覧ください.
 
オーサーインタビュー
  口頭講演の各セッション終了後の休憩時間を使って,講演者とさらに詳しく議論する場を設けます.講演者は,ご協力ください.
 
ポスター講演
  発表者との活発な議論を行うために,ポスターセッションを行います.なお,責任登壇時間帯は,一般講演口頭時間帯と重ならないようにします.
 
ポストデッドライン講演
  最新の研究成果を発表する場としてご利用ください.詳細は,OJホームページに9月以降掲載します.また,その性格上,ポスター講演になります.
 
Optics Japan 2003 (日本光学会年次学術講演会)